1957年、東京生まれ。長髪ヒッピーの高校時代、かろうじて卒業(20歳)すると数年間の放浪生活を送りました。その後、 東洋大学文学部インド哲学科卒(27歳)、関東神学ゼミナール修了(34歳)。
大学在学中、哲学系学科の履修科目 「キリスト教概説」の講義(堀光男牧師)でD.ボンヘッファーの「獄中書簡集」に接し、インド神秘思想よりおもしろいかもと、ホーリネス八王子教会の門を叩く。獄中書簡集とはだいぶ違うなあと思いながらも数年を経て、松木祐三牧師より受洗(浸礼)。その後、日本基督教団ロゴス教会に転会。
松木牧師からはピューリタンのような聖潔素朴な信仰を、ロゴス教会の山本三和人牧師からはキリスト者としての自由な生き方を、その姿を通してじっくり学びましたが、両師のようには身につきませんでした。
ある日、どこかの神学校に行こうかと思いたち、信頼する海老沢基嗣牧師に相談すると、「君ならここが合っているよ」と薦められ関東神学ゼミナールで学ぶことになりました。
同ゼミナールはいわば運動体の神学講座で、学生たちが講座教師を選んで依頼する最古の大学「universitas」形式ですが、組織化にはまるで無関心だったため現在は休講中。
見習い伝道師(補教師)時代はそのままロゴス教会で過ごし、数年後、牧師(正教師)になったことを機に、知った人のいない八ヶ岳周辺で開拓伝道を始め、現在に至っています。 |